昨年末より計画の始まったYHハウス+、2棟の隣接する住宅と厚生施設の計画。今年の年末に住宅棟が竣工しました、厚生棟と外構は、年明けに完成です。長期優良住宅以上の性能を確保した平屋建て住宅です。
玄関入口と内部です。リビングダイニングに続く引戸が框戸なので、玄関に開口部がなくても明かりをとりいれられます。バリアフリー仕様の床です。
リビングダイニングキッチンです。床はあつ密杉フローリング。柱は県産杉。壁は、中霧島壁。高性能断熱材とEPS断熱材計160㎜の外壁、日中は太陽光だけで暖かです。
リビングのTV台には床置きエアコンを床下に埋める形で設置しています。上部吹き出し口寄り室内へ、下部吹き出し口より床下へ冬季は温風、夏季は冷風を送り込みます。基礎まわりもしっかりと断熱しているので、エアコン一台で家全体、床下をあたためるつくりになっています。エアコン床暖房です。試運転で3~4時間動かしてみましたが、効果感じられます。
窓のブラインドを下げた状態です。
窓には、断熱ブラインドを設置しています。ハニカム構造でサイドレールもあるので、断熱効果をUPしています。サッシはYKKのAPW樹脂サッシペアガラスを採用していますが、開口部は断熱的に壁などより弱くなるので、断熱UPです。
ライティングの様子です。奥が寝室になります。
キッチンカウンターの壁には神棚。
キッチンカウンター、右が玄関、左がトイレや浴室へつながります。二本の柱が大黒柱になります。
キッチンに面して造り付け家具と奥に食品庫となっています。
寝室。床には、吹き出し口があり、床入れエアコンからの空気が流れてきます。
寝室の奥はウオークインクローゼットになっています。寝室の明かり環境は柔らかな感じにするため、間仕切り壁の上部に間接照明です。
ウオークインクローゼット。ハンガーパイプのみ設置し、置き家具なども設置予定です。
トイレ。タンクレス便器で室内も少し広めにしゆったりトイレです。
浴室から洗面所、廊下、トイレを見ています。洗面所には収納棚たっぷり確保です。
洗面所は、水がかりになりやすいので、床板も赤身を多めです。カウンターも杉の柾目はぎ板です。大きな鏡で広く感じます。手元を明るくする開口部。
自然素材が多く、中霧島もきいていて空気質が澄んでいる感じです。木部の経年変化や高断熱性能な住み心地が楽しみです。お施主さんと約1年近くやり取りしながら、プランを練り、工事中も現場を見ながら決めながらの充実した日々でした。シンプルで、落ち着いた感じ、少し和な感じ、冬温かく夏涼しい住まい。無事竣工、引き渡しできました。ほっと一息、年明け工事ももう少し、引き続き頑張ります。