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先日ご相談いただいていた、築10年未満の住宅リフォーム物件、KSハウスが始まりました。築10年未満で、現在住まわれている方が3~4月頃に退去されてから、本格的なリフォーム調査と工事が可能になります。それまでの間に、リフォーム予算内でどこをリフォームすべきか検討を進めます。年内に取り急ぎ進めたおきたかったのが、リフォームのメインとなる2Fリビングダイニングキッチンのプランの方向性です。
3Dはザックリとですが、検討案の室内の様子です。奥にキッチンとダイニング、手前に畳のリビング。外には見晴らしの良いバルコニーがあります。しかし、既存の状態は、奥がリビングで手前がダイニングキッチンでした。ダイニングキッチンとリビングを反転させるプラン提案させていただきました。3Dのキッチンの奥にはトイレ、洗面、お風呂があります。水まわりをまとめるプランニングです。既存の状態では、2Fの東西両端にダイニングキッチンとお風呂などの水まわりがあるため、中間のリビングが廊下にもってしまい、落ち着かなく、狭く感じる空間構成になっていました。
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リビングを畳の間として奥に配置することで落ち着いた空間づくりができます。お施主さんにもこのプランの方向性は気にいっていただけたので、これから詳細や他の部分の検討を進めることになりました。キッチンまわりをどのように囲うべきか、既製品と造作工事の兼ね合いは、素材の選定など、これからイメージは膨らみます。今回は、キッチンまわりのつくり込み方が室内の雰囲気づくりに大きく影響を与えそうなので、デザインしがいがあります。早い段階でプランの方向性をお施主さんと共有できれば、これからは、じっくりと素材や室内のイメージを練っていくことができます。
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さっそく、お施主さんからは、フローリングのイメージや畳のリビングは襖を入れて間仕切った方がよさそう、というイメージ写真をいただきました。こういう写真を送っていただけると、どこを重点とするか、どういう住まい方をしたいかということを理解する上でとても助かります。これから、各種フローリングサンプルや間仕切り方なども検討を進めます。そして、現在の住まい手さんが退去後の調査から詳細図面を書いてつめていきます。

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