施主発注フローリングは慎重に

マンションリフォームのKKハウス。リフォームプランがまとまり、工事費見積も完了し、いよいよ工事着工を待つ段取りになりました。マンションの部分リフォームになるため、住みながらの工事になります。最も大きいのが床のカーペットをフローリングにする工事です。マンションは、音の問題があるので遮音性能を確保しなければなりません。そのため、遮音するためのクッション付きフローリングかフローリングとは別途クッションを敷く必要があります。
また、床を張る下地がコンクリートなのか合板下地かによって使える遮音フローリングも異なります。いい材料探すのに結構大変でした。ありそうでないんです。やっと見つけたフローリング。こだわりある販売店のようで、遮音シートや各種床材が整っていました。工事会社経由だと手間代高くなるので施主さんが直接発注し支給する方法をとりました。材料費は安くなるのですが、その分、発注の手間が増える側面もあります。
いざ、発注してみると、一癖もふた癖もある販売先でした。写真のフローリング、左右で塗装の内容が異なります。いざ、発注段階になるとひと箱分在庫がなく、足りない分は異なる塗装のものにせざるを得なかったのです。ほんの数週間前に在庫確認したのですが、在庫の変動に左右されます。在庫なのでしょうがないのですが、発注段階に先方に送ってもらった発注書の内容と請求書で来た仕様に食い違いがあったり、床の遮音性能値がカタログ表記と試験データにまぎらわしい表現があったりと、今後が心配になることがいくつかありました。
通常は工務店さんが発注するので、わかりにくい部分ですが、一つ一つ、発注するものの内容や先方からの請求書内容、在庫の確認しっかりしないと、現場に目的の材料が届かないおそれがあるので、慎重に発注作業が必要でした。一つ一つ丁寧に作業進めねばなりません。大工さんの予定を確保できたので、来月着工予定です。