こんど、低炭素住宅に関する勉強会の講師をさせていただくので、年末年始はいかにわかりやすく伝えられるか情報整理していました。
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関連情報が掲載されている建築技術2013年1月号に以前まとめた「地域の特性を活かした省CO2型復興住宅の環境設計」に関する原稿が掲載されていたのでご紹介します。
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復興住宅の環境設計をまとめたレポートは住まいと環境東北フォーラムHPからダウンロード可能ですので、ぜひ、ご覧ください。東北地方気候特性等のデータも掲載されています。

原稿にも書かれていますが、環境設計導入のための即応型設計ツールの開発にも昨年は関わらせていただきました。ざっくりとでもプランができあがった段階で、仕様を入れて、熱性能を検証し、光熱費をシミュレーションするツールです。できるだけ簡単なツールがあることが、壁・屋根(天井)・床や開口部の性能とコストのバランスを計画の早い段階から検討できます。関わらせていただき、自然環境の影響や設備の考え方の要素をどのように入れていくかということの考え方も大切なことを学びました。また、東北といえども福島や宮城、岩手様々な気候条件があることを生活している方の話からも違いを実感しました。今後の展開も楽しみです。

低炭素住宅申請のためのシミュレーションソフトでモデルハウスのデータをもとに入力してみると、外皮性能と共に設備等の性能による1次エネルギーの消費がすぐに判定されるので、あれこれと項目を変えてどうなるかが検証できます。そして、やはり暖房はもちろんですが給湯だ!というかんじです。建築と設備と自然環境を相互にバランスよくコストも検討しながら進めねばなりません。あともうすこし、パワポへ情報整理します。

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