2013-06-28 15.54.28_s

歩花ハウスの工事着工前の打合せでした。写真は、石鹸みたいな感じですが、土モルタルパネルのサンプルです。モルタルと混ぜる土を4種類試したものです。触ってみると、しっとりとした質感で硬いのですが柔らかさもあります。つなぎとなるビニロン繊維や土の特性です。モルタルだけのパネルではこのような質感にはならないので、魅力の一つです。なかなか面白い素材です。しかし写真ではわからない香り。一番色の濃いこげ茶色のサンプルが、見た目にも落ち着いた感じで、どっしりとした感じがよく、使ってみたいと思いましたが、原材料の土は、東海大学の敷地内の土ということで、普通の土なので土の香りが強烈です。土の香りが室内に充満してしまうのはきっと耐えられないと思うので、残念です。配合する土を吟味すれば面白いものが出来そうだし、その土を見つける楽しみと可能性のある素材です。なんだか、学生さんの研究にもなるという楽しみな展開になってきました。

サンプル見ながらお施主さんとあれこれイメージふくらませていると、外構工事に使えないだろうか?という可能性も発見です。土の可能性、いろいろな意味で掘り下げたいです。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事

Warning: getimagesize(http:///home/2013fk/www/kan/2008/wp-content/uploads/image/20090618104448773.jpg): failed to open stream: operation failed in /home/2013fk/www/kan/2008/wp-content/themes/diver/lib/functions/diver_settings.php on line 1508
バイオクライマティックデザイン
髪と明るさ
太陽の明るさで昼間は明るい。あたりまえなんですが、では、それ以外にどう明るくしますか?と聞くと、照明器具となることが一般的です。 先日、髪を...