2013-06-15 12.53.33_s

食とふくしまの未来を考える協議会さん主催の「みんなで考えよう!これからのくらし・エネルギーシンポジウム」にパネリストとして参加させていただきました。会場は、二本松の福島県男女共生センター、槇文彦さんの設計。地形や景観を活かしインテリアもいい空間です。槇さんの設計にあこがれていた学生時代、槇さんの設計された施設で話をさせていただけることも嬉しく、音響がよいので話やすかったです。

IMG_9241_s

脱原発、これからどのようにエネルギーと暮らしを考えていくべきかという趣旨のシンポジウムです。一緒に参加のパネリストに、早川光俊さん。弁護士で地球環境と大気汚染を考える全国市民会議専務理事をされています。グローバルに、これからの再生エネルギーの可能性を様々なデータから解説いただきました。その中で、原発の問題もあるが、基本はCO2削減ということが大切で、昨年の観測でもCO2濃度は上がっているデーターを教えていただけたことが、エネルギーの話をする上で大切なことなのでよかったです。講演後のお話もいろいろと教えていただき勉強になりました。とにもかくにも、これからの環境をつくる技術者の育成の大切さを実感です。

130612News_s

今回のシンポジウムのコーディネーターは農民連の根本さんということもあり、現在進行中のエコアグリステーションやNNハウスでの省エネ環境づくりと薪をつかった熱源をつくる仕組みづくりや必要性を含めて、住まいのエネルギーや住まい方、夏へ向けての日射遮蔽の大切さなどを話させていただきました。ぜひ、参加者の方に聞いて終わりではなく、実践へつながるように、資料作れませんかということで、急遽、今回だけ!?「これからのくらし・エネルギーNEWS」なるものつくりました。ご興味ある方はご連絡ください。住まいの熱を断熱性能の向上と木質バイオマスによる供給、電気系統の高効率化。今年のはじめに取組んだ、復興住宅のもう一つの提案、ステップリノベーションNAOSUMUの段階的なエコ改修が快適性と性能の実感をうみだすことの解説。薪を使うことでの可能性と薪ストーブの世界の広さと知識をプレゼンさせていただきました。個人的に薪についてはいろいろ調べ面白く、ある意味マニアックなのかもしれないと思いつつも、話したところ、反響が大きく、興味ある方がけっこういらっしゃったことに驚きつつも嬉しかったです。薪を使う環境の可能性を実感しました。しかし、福島県が抱える薪の課題も参加いただいた方の情報により得ることができました。

今回のシンポジウムでは、これから自分の環境で何ができるのか?という質問が多かったとことがうれしく、そこには生活の仕方やリフォームも含まれています。おかげで、ますますこの領域頑張らなければと実感しました。ご来場いただいた皆さまありがとうございます。これからも地域で循環する住まいと暮らしのデザイン取り組みます。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事

Warning: getimagesize(http:///home/2013fk/www/kan/2008/wp-content/uploads/image/nakosov_R.jpg): failed to open stream: operation failed in /home/2013fk/www/kan/2008/wp-content/themes/diver/lib/functions/diver_settings.php on line 1508
東日本大震災110311
GWは福島県いわき市でボランティア活動いかがですか?
ゴールデンウイークに近づいています。どう過ごされますか?私はおそらく、震災後まだ放置してある本類や書類の片付けや、畑、DIYリフォーム、仕事...