中古住宅。傷んでいるところは千差万別。
テラスの防水シートが切れていました。とりあえずガムテープで修理してはがれた跡があります。雨がテラスの下にしみ込んで雨漏りしているのか?と思いつつ、階下の天井を見ても雨染みはなく、切れている上を歩くと下地合板が少しふかふかと軟らかい感じです。
白蟻害の床検査で経験積んだので、このくらいのふかふかなら大丈夫かな?と思うのですが、実際に木部の腐朽具合を目視しなければ安心できません。
さっそくテラスに面する部屋の畳をあげます。荒床が出てきます。毎度のことながら、畳と荒床のセットに感謝です。
まずは、大バールを隙間へ入れててこの原理でまんべんなく板を持ち上げます。
古釘が浮いたところを、小さなくぎ抜きでぬきとります。
そして、デジカメを床下からテラスしたの方へ向けて何枚か角度を変えて撮影します。
ネタの上にのっている合板に黒いしみがみえます。腐朽していることがわかります。しかし、思ったほど腐っていないことにも驚きです。雨が結構しみ込んでいるはずなんですが、やはり通気がよく南側なので乾燥しやすく腐朽がすすみにくかったのかもしれません。緊急的な改修の必要性はなさそうなので、今しばらくはシートやテープで応急処置して、工事予算をつくります。
おそらく、一回合板ごとはがして、FRP防水をキッチリ施工する必要がありますが、道づれ工事が多く、テラスの笠木と手すり、外壁も一部工事が出てしまうのが悩みどころ。今後の検討課題です。
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