福島県内でご縁ができて、農と食と建物にかかわるお手伝いが始まりました。
とても複合的な時代だなあと感じます。つながりの中で様々なモノやコトが展開していく気がします。
会津若松市の旧中合デパートの隣にある、和風れすとらん「くいしん坊」さんは、今年で30周年目を迎えるお店です。会津の家庭的な味わいを大切にした豊富な定食やソースかつ丼、こづゆをはじめとした郷土料理なども楽しめます。30周年目を迎えることから、様々な試みを展開していこうということで、各種デザイン的なことや建物的なことまでいろいろありますが、少しづつていねいに取組みはじめています。
料理をつくられているマスターのご実家が荒川農園さんで、果樹や野菜、無農薬米などを栽培し直売所を営業されています。ここでつくられた野菜やお米、加工した漬物や味噌などをお店で提供しているといことが、お話から伺え「地産地消」だ!と驚きました。しかし、メニューなどでそういうことが分かりにくく残念でした。
そこで急遽、荒川農園さんへお伺いするとやはり様々な発見があります。磐梯山と水田や果樹園の広がりある眺めがなんともいいんです。まだ、緑が茂る季節ではないので残念ですが、この土地と作物がレストランにつながっているということはとても魅力的な特色です。というわけで、お店のこだわりを考え整理し、産地が感じられる広告をデザインしました。
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そして、会津若松へ観光に来られた方にまず食べていただきたい「会津くいしん坊定食・会津郷土食3品」が30周年おすすめメニューとして登場しました。建築模型を撮影する技術が活かされ、料理写真もライティングしながら撮影です。
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ソースかつ丼、馬刺し、ニシン山椒漬け、おばあちゃんの漬物。会津若松へ行く機会がありましたら是非どうぞ。美味しいですよ。

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