お米などを保管する倉庫
今まで、農地のことなど調べながら、いろいろ検討していた農家さんの倉庫設計を本格的に始めることになりました。取り急ぎ立ち上げた、倉庫3D。平屋で下屋部分広めな倉庫です。
こちらが、最初に農家さんからいただいた倉庫のイメージ図。知り合いの大工さんに頼んでみたのですが、うまく進めなかったこともあり、改めて、環デザイン舎で計画を進めることになりました。
農地はいろいろあります
そもそも、この倉庫を建てることになった背景には、集落の高齢化があります。今まで、米栽培していた方が高齢により、米をつくり続けられなくなったことがあります。そのため、お施主さんは、田んぼを拡張し栽培することになりました。集落の田んぼを荒らすことができない!という強い思いがあります。
そうなると、お米を保管する倉庫、関連資材などを保管する場所、作業する場所が必要になります。丁度、今ある倉庫も古くなってきたこともあり、今回倉庫建設になりました。
いざ、倉庫建設のために、役所へ調べに行くと、農地って大変ですね。農家でなければ建てられなかったり、面積の制限があったりと、都市計画法と農地法の縛りがいろいろあることが分かりました。最終的には、きびしい条件がなく建設できることが分かりホッとしています。
鉄骨か木造か
設計を進めながらまずは、概算工事費をまとめてみました。72㎡ほどあるので、結構な金額になります。ローコストにできる方法も検討してみました。
そこで見つけたのが、農業用鉄骨倉庫。最初高いのではないかと思ったのですが、既製品のシステムがあるので、木造より安くできることが分かりました。
コストで考えると鉄骨もありなのか?
最終的には、お施主さんと打ち合わせた結果、木造の倉庫をつくることになりました。やはり、木造の方が、後々、自分たちで棚や壁をつくりやすいこと。見た目も三角屋根の方がいいね。となりました。うれしい結果です。
これから、細かい部分検討します。軽トラの入れやすさや作業のしやすく、収納しやすい倉庫。農業用倉庫の設計も面白い!
トウモロコシできました
きたせ農園の極甘トウモロコシが実りました!まだ実は小粒ですが、甘い、みずみずしい!夏のお楽しみです。無農薬なので、すぐ虫がついてしまうのが難点です。住まい建物相談&打合せに持参しますよ。お気軽にお問い合わせください。