二本松アグリエコステーションの竣工内覧会&祝賀会でした。会場に到着するとびっくり、省エネ性能を示す解説カードが室内の各所に設置されています!トリプルガラスサッシの解説です。
断熱ブラインドの解説もあります。すごい!
環境性能解説図は配布資料として今回作成しましたが、その内容が室内に解説されています。モデルハウスとしての機能開始です。
しかも、竣工後は分かりにくい蓄熱床暖房施工過程の写真を入口の掲示板に掲示し、事務局長さんが解説です。
約2年間、省エネとは、エネルギーの質とは、減らして変えるエネルギーを伝え続けてきました。事務局長さんは自分の中で消化され、この建物の環境性能を解説されています。これまた、すごいです!
しかも、特性すだれフックへすだれも設置していただいています。
来場者の注目の的は、やはり、薪ボイラーです。先日、試運転をしたのですが、不具合もなく運転しました。これから寒い季節の活躍に期待です。
竣工祝賀会でも話題になりましたが、山の課題、地域エネルギーへの取組みが始まりました。
何よりも、省エネ、エコデザインを伝えるには、体感・実感が大切です。今までの知識の吸収と工事中の参加や竣工後の実感から、伝える伝わる内容の密度が高いです。アグリエコステーションとしてのエネルギーを伝える地域の拠点機能が発揮されることが、これから寒くなるのでますます楽しみです。福島県の環境建築としての建築だけではなく、利用者、地域経済も考えた総合的な取組みとしても、ぜひ、ご来場いただきたい拠点です。
エネルギーと共に自然素材活用も大切な地域のテーマ。床暖房対応のヒノキフローリング。とても心地よいです。だからこそ、スリッパはありません、靴を脱いでそのままどうぞ。というあたりも素材と質感が嬉しい仕上がりです。
竣工祝賀会も楽しく、お施主さん、施工者さん、みんなでつくった感あり、たくさんの出会いと機会に感謝です。