大雪は予想外に降り、強風は思いがけず吹き、今週末の出張も雪の不安が募る2月です。
また、年度末ということもあり、締切や打合せも迫ってきたり、突然発生したりと。
いつどうなっても、バタバタせず、対応していくしかない2月3月です。
そんな年度末ですが、久しぶりにヒヤッとしたのがこのイメージパース作成作業。
二本松のアグリエコステーションの事務の方から、「今度、組合の総会でみんなに建物イメージ伝えたいので、3Dとかでぱぱっとつくれる?」と連絡いただきました。
しかし、打合せなどがあり、実質作業できるのが1日。どうしようと考える時間もないので、3Dをおこすソフト立ち上げ、模型作りのように3D作図作業。こういう時に、CADソフトで自動的に3D化してくれるソフトの導入を考えてしまします。
3Dの骨組みを作り上げるまでが仕込のほぼ8割。3Dで着色などより、最後は手書きとイラストレーター加工のほうが伝わりやすいと思うので最後の仕上げです。前職時代、コンペやプロポーザルでほぼ徹夜的によく、こういう作業していたことを久しぶりに思い出してしまいます。
この内観イメージは、野菜の集荷・倉庫スペースです。土間のコンクリートが夏場も冷やりとした涼しさを生み出すと考えています。そして、屋根には断熱材を仕込んでいるので野菜にやさしい環境です。コスト落としつつ、内装いじりやすいように、合板ラフ仕上げ+木軸です。
こちらは、事務スペース。中央が稼働間仕切りで、将来的にプランも変更できるようになっています。奥が会議スペース。この空間は、しっかりと高断熱化しています。省エネ体感モデルルームとしての役割も担っています。天井からは採光通風窓の明るさや、夏季の通風促進が計画されています。露出木材は田村森林組合さんの阿武隈地域材の含水率20%以下で狂いがほとんど出ないものを使います。床は、正木屋材木店さんのいわき産圧密杉フローリングを使います。省エネ性能と福島県産材活用です。
久しぶりに時間なくヒヤリ。短期集中で、なんとか仕上られホッと一息。
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