宮城学院女子大学の林先生の授業の一環で、建築サスティナブル論という時間を担当させていただきました。40名近い学生さんの前で1時間20分×2回。前にも授業で行った、ペットボトルの熱実験と様々な環境建築事例や環境教育事例の内容をということでした。
しかし、久しぶりに大学へ来るまでには、震災を経験し、また最近多い改修設計の内容などを盛り込ませていただきました。サスティナブルデザインというタイトルから幅広く、そして節電の今日この頃これからつくり方と共に考え方認識も大切ということを、実感を通して、様々なデータや事例から紹介しました。
何よりも、伝えるためにあらためて仕事の内容や事例などを整理すると自分自身の頭の中も整理されます。震災で痛感したエネルギーライフラインの分散化や独立化の必要性。これから暑い夏を涼しく過ごすための日よけのアイデア。そして資源を有効に活用するための木材活用と改修。今までより震災後の方が、サスティナブルという言葉の重みを感じます。
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仕事場として改修中の敷地。木々があり畑があり。先人がつくってきた環境。この環境を住み継ぐことのよさがあります。住みながら心地よくするために植えられてきた木々などの意味があります。全てを更地にしてしまうことのもったいなさがあります。そんなことを、日々実感していたところ、同じような出会いがまたありました。心地よく住もうとして整えられた土地、環境は何十年かたつとやはりいいもので、いくらお金や工事をしても手に入れられにくい良さがあります。時間の流れ、生活環境の継続性。「住み継ぐ」こういう出会いはやはりあるところにはあるものだという経験をあらためてさせていただきました。そんなことも紹介しました。
新たな技術だけでなく、今あるモノゴトに対しきちんとていねいに向き合い、イメージを膨らませ、デザインすることの大切さを「サスティナブル」という意味でも感じています。

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