いわき農商工連携で山形県の「安達農園さん」へ行ってきました。
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こちらは、昭和40年代から観光農園をはじめた、パイオニア的な存在です。しかも、観光農園から直売所開設、加工品製造・販売、法人化と農商工連携、6次化と近年言われる取組みを先進的に取組まれていることで有名な農園さんです。
コーディネーターの方から、すごく魅力的な社長さんですよという前評判を裏切らない、アクティブな社長さんのお話は刺激的でした。1963年の就業のときから、東大の先生との出会いと共に研究室へ通い、学び、実践してきた取組みのお話から行動力を教わります。そして、話の途中で出てきたリンゴジュースを飲んで驚き。しっかりとリンゴの甘みと酸味がして、フレッシュ感のある味わい。きちんと個性のあるリンゴジュースを飲んで納得です。話と実践のつながりを味でも体感しました。
農商工連携的な取組みを行ってこれたのはなぜか?質問してみると、
不足を感じて、必要を感じること。そうするとつながっていく。流行的なことから始めると失敗しやすい。水平思考。
生産者としてのこだわりとこだわって売ることを考えれば、必要に応じて味にこだわった加工品をつくる。「自分がうまいものでなければだめだ。」
そして、これからの時代に求められるのは、
徹底して、いいものをつくって、売ることへこだわること。
農業として、収益をきちんと上げること。
勉強になるお話を、会議室の中だけでおわるのではなく、おいしい果物やジュースそして農園のなかで聞けるということがなんとも自然でいいかんじです。
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ジュースの加工場へは、コンテナでリンゴやブドウが運び込まれていました。

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