先日、いわきで結構大きい揺れの地震がありました。その時は、仕事場にいて変な揺れだなと思っていたら、結構家が揺れました。その時、気になってみていたのがおそらく構造的に最も弱そうな、南側の開口部がたくさんある中央の柱と梁の接合部分あたり。耐震性のある壁が少ないのが弱みです。将来的には、柱や壁、金物などで補強したいと思っています。
地震があったときに、たまたま、平の駅近くの方と電話をしていると、そこは大きく揺れてコップの水がややこぼれたとのこと。あまり離れていないのに、揺れの違いです。考えられるのは、建物の構造の違いによる揺れ幅の違い。建物が高かったり鉄骨造だと揺れ幅が大きい場合があります。
もう一点は、こちらの仕事場が、小山のような地域なのでそこの岩盤が硬めなのかもしれません。
築30年以上前の建物は、耐震性能が現在の建物よりも弱い可能性が高く、実際に自分で確認してみても金物が不足していたり、壁量が不足していることが分かります。しかし、建物形状が総二階ではなく、下屋のような部屋のとりつき方などが、揺れ幅を小さくしているようにも考えられます。
一気に耐震補強工事は工事費もかかるし大変なので、計算等による理論値と、生活しながら共に揺れてみて、きしみ具合、土地の強度みながら、耐震補強を考えています。

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