NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会さんの取組みを学び、見学や道の駅で買物をした後は、先進事例のどこに目をつけて、そこから何を学び、いわき市で農商工連携の取り組みができるかを考えるワークショップでした。
グループ4名で、今回の研修で学んだ目のつけどころを一言づつ出し合います。
・いわきは「魚」に目をつけるのが地域の特色ではないか。魚のアラなどが堆肥へもつながるはず。
・市内の生産者や加工者などをリストアップしつなげること。
・WIN×WINの関係づくりを準備する必要がある。
・荒廃していて使われていなかった桑畑=無から、有=桑の葉パウダーのような加工品へ。無から有の企画とプロモーションを考えたい。などが、まずでました。
こういうコンセプトみたいな話はよく出ますが、だいたいこの辺でいつも議論は抽象的におわるのが残念なので、今回は短時間にぐっと、具体化のイメージを議論しました。
いわき→魚→残さ→堆肥化(飲食店とも連携)→ブランド野菜(農と連携)→ブランド野菜のレシピコンテスト→消費者・生産者・加工者のマッチングへ。
それらの議論をまとめた用紙がこちら。私は発表者役だったので、プレゼンしやすいように、こちらも一気に右のような関連図を書き上げました。東和のげんき野菜に学び、魚と野菜がつながるブランドマークもデザインしてしまいました。
他の参加者からは、魚のアラの堆肥化は臭いきつくて難しいよ。事業計画を検討すると発生する否定意見。必ずあります。しかし、それを一つづつクリアーしていく方法を考えて行くことが事業化なんだろうなあと資源循環センターを見学させていただいたので、大丈夫でしょうと言おうと思っていたところ、他の参加者の方から、ある魚の加工地域はその全体が結構魚の加工する臭いがしているから、そこでうまく堆肥化できれば目立たないと思います。
なるほど!地域の特性を活かすです。一人で考えることには限界があります。皆でいろいろ考えてみると、いろいろな案が浮かぶなあという、短時間でしたが実りあるワークショップでした。
今回ワークショップで使ったホワイトボードならぬ、ホワイトシートは書いて消せて便利です!
コーワライティングシートワークショップにはこちらもオススメです!
あらためて、農をきちんと事業化していくための空間を含めたプロダクトづくり・プロモーションのお手伝いをしたいと考える環デザイン舎です。
Twitterでフォローしよう
Follow KitaseMotoya