茶室のある住まいAYハウス。茶室の床柱が設置されました。床柱の位置だしや落し掛けの高さ検討など、床柱にまつわる発見と検討ありました。和室、茶室ならではの検討事項沢山あります。
床柱に朱墨
床柱の側面に朱墨。他の部位では黒墨なのに、なぜ?
大工さんに聞いてみると、「朱墨は消しやすいのと、もし残っても木が日焼けしたら朱墨は目立ちにくいから」。なるほどです。
墨壷も朱墨用でした。大壁工事では見ない仕事と道具に遭遇しています。
床柱は、北山天然絞り丸太。【このとき選んだものが届きました】
落し掛けの高さ確認
床柱の右側には、落し掛けと床框がつきます。左には収納棚が来るのでその枠を写真に書込み。
天井や壁、畳の面ができた状態を想定した加工写真づくり。お施主さんへの仕上がりや各部位の高さの確認資料です。もしこの段階で高さを変えるかどうか?を確認しました。
床の間関係の本を読むと、各部位の高さは、結局「好み」の問題に行きつきます。しかし、なんとなくなルールもあって、どうすべきか毎度悩むところです。だからこそ、お施主さんと、大工さんと一つづ決定。
高さ検討後に無事、落し掛けや枠設置。廻縁も取り付けられ、天井工事へ。
茶室のある平屋住宅新築中
茶室に隣接する畳の間、水屋と茶室。壁が仕上がってきました。【詳しくはHPもご覧下さい】
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