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NNハウス、エコリノベーション。薪ボイラーどうしようかは、おそらくギリギリまで検討し続ける大テーマです。エネルギーデザインと共にプランデザインの検討をお施主さんと大工さんと共に進めていると、昔住んでいて今は解体してしまった築140年くらいの古民家の部材が保管されているということなので、もしかして、使えないだろうか?という思いから昔、家が建っていた場所へ行ってみました。すると、今の薪風呂に使う薪を保管する小屋におじいさんがいました。ちょうど、山から薪の材料を集めまとめているところでした。「この部材は、薪風呂用にしようと思ったから雨ざらしなんだよ。この小屋は、昭和11年に父がつくったんだ」とさらに時代をさかのぼるお話も伺えました。
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トタンの下には昨年集めた枝を乾燥していました。小屋の中にも一定量にまとめられた枝が紐できれいにまとめられていて、積みあがっていました。とにかく、仕事が綺麗で無駄が無くて、薪風呂へ使うためということがよくわかります。薪をあつめること、保管すること、そのノウハウと手仕事の技術。
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薪の材料となる裏山の杉です。薪を燃やすための機器を考えることに奮闘していますが、薪をあつめること、ストックすること、生活の一部としての取組とできるのか?気になる木の熱エネルギー活用取組みの探求はまだまだ探るべきことがたくさんあります。毎回、いろいろとおじいさんから教わることに感謝です。

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