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先日見学してきた移築改修の建物にはかやぶき屋根が葺かれていました。
かやぶきの職人さんがちょうどかやぶきを刈り込んでいるところに立ち会えました。
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かやぶきの職人さんは6名のチームで日本全国をまわり民家園などでかやぶきの手入れをされているとのこと。そしてどこからきているのかと思い聞いてみると、なんと!福島県の職人さんでした。3名は郡山。3名は会津の大内宿。なるほどです、大内宿にはかやぶきの屋根がたくさんあります。急にお互い「おー福島(福島のイントネーションで)」、なんて言い合えるあたりがうれしい感じでした。しかも、いわきにも民家園あるからこの前行ったね。なんて話まで。かやぶき職人さんは福島県の誇る職人さんとしてもっとPRできるんじゃないでしょうか。
そして気になったのが、かやぶきを刈っている剪定ばさみ。刃の部分が長く楕円形で独特な形をしています。
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休憩前に皆さんと石でお手入。最近、つくるための道具に興味があります。なぜその形?なぜそういうふうに使うの?実際に使ってみるとよくわかり、長年の蓄積が感じられるあたりが面白い今日この頃です。

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