DSC04525[1]
約6年前のドイツ、カールスルーエのゲロズエッカー・エコロジー団地です。東京で仕事をしていてエコ改修事業などにたずさわりだし、環境のことをあれこれ学ぶうちに、ドイツ行ってみたい!と思い、現地の方にコーディネート頂き、カールスルーエとフライブルクをあちこち見てきました。環境都市と言われるだけあり、こだわりがいろいろ感じられました。もちろん旨く行っている面、そうでもない面。どちらもありちょっと安心した記憶があります。
しかし、一番影響を受けたのは、地方での生活が自然と共にあり豊かな暮らしがある。という感覚です。自転車でウロウロしていたり、美味しい地ビールで議論する市民活動、省エネ、創エネ、制度的な優遇。自分で古民家を改修しバイオマスボイラーを入れている設計者のライフスタイルにはかなり影響されました。このころから、地方で仕事して暮らしたいと思っていました。
そんなドイツで同じように(?)刺激を受けた方が、ドイツからのいろいろなご縁でご紹介があり、お会いしてみると。農家の方でした。農民連の根本さん。とにかくいろいろ環境性能のことなども詳しい。震災以降、二本松の農業の課題、今後の担い手の問題、どのように農業、農家の環境を、省エネ、創エネということも含めて考えていけないかということを考えられているようでした。
私は、住環境のエネルギー環境と快適性能の向上と共に地域経済の循環がうまくリンクするといいなと思い、農業系の企画やデザインをしています。そんな事例などもお伝えしていたら、共感していただく部分があり、次へ次へとプロジェクトが展開しだしています。
地域での自然循環型の建物とライフスタイルと産業のデザイン。なんだか面白いことになってきています。面白すぎるので、あれこれ考えたいのですが、やってみたいことや、調べなければならないこともたくさんあり、今年の夏も暑い夏になりそうです。ドイツ始まりのプロジェクトなので、美味しいソーセージとビールでアイデア練ります!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事