以前かかわった長野県の小学校のペレットストーブです。
竣工後、一年たって使い心地を聞いてみると、すぐに煙が出て燃えない。などのコメントがありました。
そんなに使えないものなのか?
ちょうど、メンテナンスに来ていた南信バイオマスの方に話を聞きました。
中央の皿の部分に上の口からペレットが落ちてくる仕組みです。
皿には穴が開いていて、ペレットが燃焼するための空気がでます。
ペレットは木製なので燃やすと灰がたまります。
定期的に灰を取って、穴づまりを掃除してあげなければ、空気が流れなくなり不完全燃焼が起こります。しかし、石油ストーブに慣れてしまった頭では、スイッチ押せば燃えるだろうと考えてしまうのが普通です。
だから、ストーブの故障だという連絡の原因の90%は灰つまりだそうです。
そして、すすも出るので扉のガラスも拭いてあげる必要があります。
木を燃やして暖を取る作法。木をペレットという形で燃やすためのデザイン。
この二つのよりよい関係づくりにはもう少し時間がかかりそうです。
もっと、身近に木を燃やそう!
といいたくなるのですが、響きとして危ないので、とりあえず火鉢で炭を燃やしてみませんか?
燃料としての木が身近になり、燃やすためのデザインが生きてくるはずです。
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