茶室のある住まい設計中です。住まい手さんに、照明器具の選定を依頼中です。もちろん、たたき台となる照明器具計画をご覧いただき、その中で好みの照明器具へ変更依頼しています。照明器具打合せの中で、「ダウンライトの電球は長寿命のLED照明といえど交換タイプの方が、後々よいのではないか?」と質問いただきました。電球交換タイプが良いのかどうかを調べてみましたので紹介します。

結果的には、LED電球交換タイプではなく、内蔵型がよさそうです。

器具と電球の寿命が異なる

DAIKOのダウンライトです。LED電球交換タイプの姿写真と仕様図です。下から見ると、丸い電球が見えます。

 

こちらは、LED電球内蔵型の姿図と仕様図です。一体型は、電球部分が曲面になっています。器具が交換型よりコンパクトな寸法になっています。

両方の違いなどをメーカーへ問い合わせてみると以下のような回答でした。

・照明器具は両方とも寿命は8~10年が目安である。

・LED光源の寿命は約4万時間。寿命は、購入時の照度の70%以下になる頃。よって、寿命の4万時間が過ぎても照度が落ちるだけなので、利用が可能と考えられる。

※よって、理論的には器具本体の寿命の方が短いので、電球交換より、器具交換が先になる。よって電球交換の心配をする必要はないだろうということでした。

その他に、一体型がオススメな理由が以下。

・一体型の方が器具の気密性能がよいので、高気密的にはよいとのこと。

・室内からの見栄えを考えても、一体型の方がすっきりしていること。

・価格も比較すると安いこと。

※以上から、照明器具・電球一体型のダウンライトの方がオススメということが考えられます。

住まいづくりの「なぜ?」を調べて、安心な住まいづくりへ。設計作業進行中。

 

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