二本松アグリエコステーションの土間コンも終わり、材木を待つばかりです。工務店さんが、各種色サンプルを持参し、事務局長さんと打合せです。
サンプルの中にはサッシのLow-Eガラスをブロンズ、ニュートラル、ブルーのどれを選びましょうか?というのもあり、それぞれ、夏の日射熱を遮るの優先タイプ、冬の室内の温かさを逃がさないの優先タイプなどが数値で分かりやすく示されています。
毎度のことながら、環境性能というのは実感した人でなければ分からない。ということです。だからこそ、環境教育が必要だったり、先進的な環境性能のある建物で体感することが非常に重要になります。事務局長さんはドイツで体感し、その学びから、ご自宅の断熱改修を行い、毎日の生活の中での実感もあります。だから、このサンプルイラストを見ても話がとても速いのです。ご自宅の1FはLow-Eペアガラスを使ったサッシで2Fは普通のペアガラスサッシだと、違いがよくわかり、冬の日射で2Fの床は温まるのですが、1Fの床は2Fほど温まらないので「ガラスで冬の日差しのぬくもりが違うんだ。」と、ガラスによる断熱性能や日射遮蔽性能の実感ある判断ができます。ありがたいです。これからは大工さんにも実感してほしいです。
環境性能の体感からの普及という視点から、新たな取組みの兆しの打合せもありました。すごく面白いです。地域ニーズからの技術の普及や展開があります。独特な展開がくりひろげられていますが、これからの見える化、見せる化、体感化からの更なる次のステップも楽しみです。