群馬県へエコ改修の小学校を見学したときに偶然、エコハウス群馬県太田市の窓口担当をしている長井さんと設計を担当している須田さんにお会いしました。群馬県と福島県のエコハウスの工事の進捗の情報交換などをしていると、太田市のエコハウスの工事現場を見学させていただくことになりました。
眺めの良い公園の一角に建設現場はあります。芝桜が季節にはあたり一面咲くようでその頃にもう一度訪れてみたい場所です。工事は躯体工事が進んでいます。
その中で、コンクリートの列柱が建物中央付近にたっています。これは「蓄熱」するための柱です。間仕切り的な要素と兼用する温熱環境装置です。季節に応じた効果がどれくらい現れるか竣工が楽しみですし、インテリアとしてどのような表現になるのかも楽しみです。
そして、こちらは傾斜地という特性を活かした地下室があり、ここへも蓄熱ブロックを入れることで、夏の夜間の涼しい空気を取り込んで冷やす計画をしています。
しかも蓄熱体として利用する煉瓦は調湿も考え、水分を含みやすい素材です。このレンガで夏の蒸し暑さも軽減される効果があるとのことなのでこちらも竣工が楽しみです。
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