経験と年代で選ぶキッチン2世帯編

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薪ストーブのある住まいSYハウスのキッチンを選ぶために、住まい手さんとクリナップショールームへ行ってきました。いわきだから&工務店のおすすめだからクリナップ。ということもあるのですが、今回は、住まい手さんが、長年クリナップユーザーということが決め手でした。しかも、二世帯住宅なので、お母さんと子どもさん世帯それぞれが使っていたこと、80代のお母さんだからのキッチンの選び方がありました。そこで、「経験と年代で選ぶキッチン2世帯編」として、キッチン選びのポイントを紹介します

メンテナンスのしやすさが決め手

換気扇問題。換気扇の油汚れ、掃除の煩わしさは、ダントツの問題です。どの物件の住まい手さんも、クリナップの洗エールレンジフードを選ばれます。お湯を入れると自動で洗ってくれることに惹かれます。家事を効率化するには、自動、家電、お任せが一番です。お湯を入れたりするのも手間だな、と感じる場合は、とってもクリンフードもおススメです。シンプルな構造になっているので洗いやすくなっています。

 

続いては浄水器問題。いわきの水は、地域によって味が異なります。大半の方が浄水器を選ばれます。しかし、浄水器の濾過をどのタイプを選ぶかは、住まい手さん次第です。写真の3タイプの中から選びます。

左側は、カウンター上の太い部分に濾過カートリッジが入っています。交換しやすく容量も大きいので、今回はこのタイプを選ばれました。

中央は、濾過カートリッジが下の引出奥にあるタイプ。住まい手さんは、以前このタイプを利用しており、交換時に引出奥で作業する手間が大変だったとのこと。

右側は、蛇口の太い部分にカートリッジが入っているので、交換しやすく、蛇口が1ヵ所ですむのでスッキリします。しかし濾過カートリッジが他のタイプより小さくなるので、交換頻度が高まります。

 

家電部の寿命が決め手

キッチンシンク上部の収納棚は、写真のような昇降式棚が人気です。調味料や洗い物を置きやすく、開き戸収納に比べ、高いところからモノを取りやすい点が使いやすくなっています。この昇降式棚は、ハンドルで手動昇降させるタイプと、電動昇降タイプがあります。80代のお母さんは、十数年前にリフォームした際、電動式を使っていたのですが、途中で故障したから、今回は手動式にすることにしました家電系の寿命も見越して選択が必要になります。

 

高齢者対応の蛇口と収納

シンクの水栓は、デザイン面、機能面からいくつか選ぶことができます。対面式でオープンなキッチンであれば、デザイン面優先します。しかし、手元が見えなかったり、奥様目線では、シャワーヘッドで洗いやすいものが選ばれることが多いです。

80代のお母さんは、シャワー付きのシングルハンドル水栓が使いやすく、分かりやすいからよいとのことで、最初は、写真のタイプを選びました。しかし、蛇口から出る水をシャワーと普通の水を切り替えるボタンが小さく、高齢者には使いにくいということが分かりました。

そのため、吐水形態を変えるスイッチは、写真のような大きなボタンで切り替えるタイプのものを選びました。高齢者視点での選び方を教わりました。

 

高齢者視点でもう一点引出収納のことも教わりました。最近の引出は、オプションで中引出やポケット収納なども選び追加できます。しかし、年をとると、しまいすぎてどこにあるか忘れてしまいやすいということでした。

だから、写真のように、シンプルで大きな引出が一番分かりやすく、使いやすいとのことでした。

 

いろいろな意味で使い勝手と効率を考える

キッチン選びは、シンク、レンジフード、引出、水栓、食器洗浄機、コンロ、面材などを細かく一つづつ選んで決めます。住まいづくりでは、キッチンショールームで実物見ながら、プラン見ながらどれにしようかを相談しながら選びます。最終的には、住まい手さんの好みや使い勝手で判断することになります。今回は、2世帯住宅だったので、子どもさんご夫婦用、お母さん用と2世帯の視点からのキッチン選びを行ったことと、長年利用しているメーカー故に使い勝手の経験を活かして判断されているところが参考になりました。

キッチンは、毎日使うところですし、できれば家事効率が高まるものを選びたいものです。私は、最近、家電調理機が便利だ!と実感しています。家電調理機視点で見ると、IHコンロの機能は微妙だなと感じるところがあります。このあたりも、もう少し使いこなして情報まとめてご紹介したいと思います。

キッチン選びは、使い勝手と共にメンテナンスや家事効率想像しながら、ショールームで実物見て選ぶのがおススメです!

 

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