2019年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。新しい年の始まりと共に、新たな習い事を始めよう!というとき、茶道稽古はいかがでしょうか?
茶室のある住まい設計を進める中で、茶道のことを学ぶために始めた茶道稽古は、気がつけば十か月。年末には、2度目のお茶事稽古を体験しました。習い続けることで見えてくる茶道、稽古の魅力があります。茶道、お茶事稽古のご紹介と鈴木宗恵茶道教室のHPをデザインさせていただいたので、HPもあわせてご紹介します。
お茶事の稽古
昨年末に、茶道稽古に通う、鈴木宗恵茶道教室でお茶事稽古がありました。今回は、2回目の体験ということで、前回のお茶事稽古よりは、流れを把握した上で、各所作等を学ぶことができました。お茶事は、亭主が客を招きもてなす一連の流れを、亭主役と客役を生徒が分担し行います。亭主を務めるのは、経験値の高い先輩が担当しています。経験値の少ない私は、客役で、主に、写真撮影担当です。
お茶事を始める前に、炭、釜を準備します。炭には並べ方も作法としてあります。
庭の蹲(つくばい)に水をはっています。茶室へ入る前に手を洗い、口をゆすぎます。冬で寒いので、湯桶がおいてあります。今回のために、庭は落ち葉など掃き清められ、打水されています。
茶室へ入ると、あいさつの後、茶懐石の料理が順番に運ばれてきます。運び方、受け取り方、いただき方も学びます。料理は、先生や先輩の皆さんによるものです。茶室でいただく、フルコースです。普通、料理店で食べるコースを、茶室でいただける不思議さと、ありがたさがあります。旬の食材、器なども鑑賞しながらいただきます。
茶懐石、お菓子をいただいた後は、濃茶をいただきます。先輩、先生に濃茶をたてていただきました。濃い茶の後は、薄茶をいただきます。
薄茶は全員が薄茶をたてました。私が点てているところ撮影いただきました。普段の稽古は、お茶事で自分がお客さんをおもてなしできることを目指しています。だから、経験を積んで、自分がお茶事を開催し、料理からお茶まで出せるようになるのが理想となります。
お茶の稽古は、型があり、堅苦しいというイメージが最初ありました。そして、習い出したときは、何が何だか分からないことだらけで、だからといって、予習復習する時間もなく、気がつけば10か月。それでも、経験のおかげでだんだんと自然とできることが増えてくると、作法の中から面白みが見えてきます。生徒の皆さんそれぞれのお手前からにじみ出るものがあります。そして、何より、道具や着物、所作が美しいということも魅力です。
茶道稽古がお勧めだなと感じるのは、日々仕事などでバタバタしていますが、稽古の時は、茶室で正座をして、お茶を点てることへ集中することで、頭がすっきりする感じがします。集中すること、習うこと、和という要素が、リフレッシュ効果あるのではないでしょうか。年始め、新たなチャレンジに、茶道稽古もどうぞ!
茶道教室HPデザイン
茶道稽古へ通っている【鈴木宗恵茶道教室のHP】をデザインさせていただきました。写真も撮影しています。茶道の先生が、もっと気軽に、茶道を体験してほしい、知ってほしいということで、今回HPを作成することになりました。自分自身、茶室設計のために学んでみようと思ったのですが、近所でどこかないかネットで調べても見つけにくく、地元情報少ないなと感じていました。
個人的には、所作、道具、着物などを撮影すると、美しいし、きまるなと感じるので、もっと情報が伝わるといいなと感じています。茶道稽古やお茶事の様子などを掲載しているので、ぜひ、ご覧下さい。