近江八幡で、Maxwoodの回渕さんにご案内いただき、蓄熱型薪ストーブを回渕さんも所属する、薪のある暮らし方研究会【HP】さんでモニター販売した蓄熱型薪ストーブを設置しているお宅へお伺いさせていただきました。
この薪ストーブの室内環境やストーブの性能を実測調査に、歩花ハウスのお施主さんであり、東海大学の高橋達先生と研究室の学生さんがいらっしゃっています。情報をいただき、運よく日程があったので便乗させていただきました。
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自然のポテンシャルを活かす設備システム等の研究をされている高橋先生。ご自宅のエコ改修には太陽熱を使った暖房を計画中です。一方で木を使った暖房システムも将来的には導入できないだろうかという思いもあり、目指せ!?3期工事は蓄熱型薪ストーブ。設置の可否は分かりませんが、大学の研究室として蓄熱型薪ストーブと設置された室内などの計測調査です。計測機器の設置も終わり、点火!
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朝から夕方くらいまで計測機器を設置するのには時間がかかります。研究室の学生さん2名が取り付けられていました。
見た感じがコンパクトでシンプルでいい感じです。色合いはいろいろできるそうです。この国産モデルは、各パーツが分解されたものを運びその場で組み立てられることも考慮してあります。そうすることで、本体価格や搬送コストなども考えられています。そして、将来的な維持管理のためにも分解しやすいという利点があります。
なるほどとうなずくばかりです。そう考えると、蓄熱型薪ストーブは福島でも連携し設置することができるようになるのかもしれないと期待が高まります。今年の秋以降に販売を目指して開発中です。
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着火した後もいろいろなお話を伺っているうちに徐々に、本体が温まってきました。ハンディタイプの放射温度計でも様子を確認中です。
この新しいモデルを設置した住まい手さんにもお話を伺えました。以前は通常の薪ストーブを使っていたので比較の話が聞けました。薪を燃やしている時に蓄熱型だとそばで本を読んだりしていても強い熱さがなく、ほんわりとした熱が伝わる感じがよく、朝起きた時も本体が温かく室内がほんわりと温かい感じがよいそうです。
蓄熱型の薪ストーブを設置したのが、年末だったので、まだ使い始めたばかりで薪の燃やし方などはこれから少しづつマスターしていくということでした。回渕さんに伺うと、朝、最初に薪をもやし、少しづつ燃焼させ本体を温めたらそのままとし、夕方くらいに改めて薪を投入して着火する方法が、燃焼と蓄熱、薪の量のバランスがよいとのことでした。ただ、通常の薪ストーブのような薪の連続投入する方法とは異なります。
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蓄熱型薪ストーブの窓から見る炎が何とも魅力的です。今回の計測データはしっかりとれたということですので結果と検証が楽しみです。
ぜひ、福島でも導入の流れをつくりたいと思いますので、その時はよろしくお願いいたします。
歩花ハウスに導入するとなると、煙突はどこか?設置場所は?今度の打合せのテーマになるのか?
高橋研究室の皆さま、これからはもっと歩花ハウスレポート書けるように頑張ります。

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