昨年に引き続き、公共建築物へ木を使うための技術支援のコンサルティングにかかわらせていただいています。
今年度もこれから本格的に、日本各地で動き出します。
木ぐらい、日本なんだから、どんどんすぐに使えばいいじゃない。とも思うのですが、公共建築物では、メンテナンスの関係やRC造などが優勢だったために木を使わない時期が長すぎたため、発注者である自治体関係者や設計者等が、木を使いたいがどのようにすればよいのか?という場合もあります。
日本各地、構造的に使いやすい木が豊富なところとそうではないところが、地形や気候条件等であります。そのあたりから地域性も感じます。
多様性の中で、どのように計画していけるか。まとめられるか。
そのために、前年度のデータを活用することも考え、打合せの流れで、急遽、厚み3センチ弱の成果報告書を読込みです。久しぶりにしんどい夜を過ごしましたが、こういうことは一気にやると見えてくることがあります。
地域性を超えた共通事項や差異があるから見えてくること。
地域性と木材活用と公共性。木を使うための流れのつくり方。
木をよりよく使うことは、カーボンニュートラルで、建築的にもエネルギー的にも理想的です。
2年目のプロジェクトがどのようにまとまるか楽しみです。
技術支援の2次募集を現在行っています。【詳しくはこちら】

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