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ここ数カ月、公共建築を木造化する法律ができたことを受けて、木造公共建築物の設計を支援するお仕事に携わっています。全国で十数か所の自治体などで、勉強会や視察等を行っています。
先日、富山での技術支援の一環で、木造施設事例で岐阜県にある森林文化アカデミー等へ見学へ行ってきました。
10数年前にプロポーザルで設計された施設です。前職の事務所でプロポーザルを出していたので、なんとなく地形などに思い当たる節がありました。10数年の歳月により木部分の劣化が参考になったり、逆に味わい深くなる部分や耐えている部分等も参考になります。
そして、なによりも各施設に使われている「木」の量が半端ない量でした。今まで雑誌などの写真を通して見る以上に室内外にいるときの木質感はすごいという体感をしてきました。どのように、木をつかうか様々な意味で勉強になりました。上の写真は木製格子壁です。施設各所にありますが、これまた木質感を高めるデザインでした。確かに見て感じると自分でもやってみたくなります。
たくさんの学びがありまだ消化しきれていませんが、木を積極的よいデザインで室内外、構造も含め活用することで得られる体感的な心地よさ。木という自然エネルギー活用。いいこといろいろあります。写真と文章では伝わりにくいのですが、現地に行くと分かる、「みっしりと木を使った環境効果」いいです!
あと、敷地内に育っている雑木もいい感じでした。

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