生木葉さんの堆肥小屋、震災後も大丈夫で工事がほぼ完了。農機具設備と電気工事などが随時。
バタバタと年末に設計し、震災を経て工事完了。さあ、これから運用と思いきや放射能の問題。一日も早く安心して、堆肥を思いっきりつくり、畑へ入れ、自家製有機肥料の無農薬野菜づくりができるようになることを願います。
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農業施設を設計できたことがすごくうれしいんです。自分で畑やりだしたから分かる堆肥の重要性とつくることの段取りの必要性。コストや内容は厳しく、通常しっかりとした設計作業なくつくってしまうことが多いと思うのですが、あれやこれやと堆肥づくりのプロセスを検討しながら設計をまとめられたのが幸いでした。
屋根の勾配は、測量図をもとに土地の勾配と合わせてみましたが、おおよそあっている?
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傾斜地を活かして、高いところから堆肥の材料を堆肥小屋へ入れやすいようになっています。ポリカーボで囲われた部分は雨を防ぎ、籾殻を貯蔵するスペースです。カラーは生木葉カラーの茶色。出っ張っている部分は畜糞系をダンプで搬入しやすくしています。
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基礎の段差は、軽トラや堆肥をつくるための機器などにもあわせています。
使いだしての使い勝手と堆肥のできに期待です。
そして、何より早く安心して美味しい福島の野菜を食べてもらいたい。

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