昨年末に出会ったいわき市内の築30年代の中古住宅。
時間を見て現況状況を調査したり、調査するために劣化しているところを解体したり。少しづつやろうと考えていたのですが、だんだんと暑くなってくると最も劣化している水まわりを早めにリフォームしないと、解体作業や農作業の汗がどうにもならないので、一気に水まわりリフォームデザインし図面をつくり、工事をしてくれるところや、リフォームの素材を集めたりしていました。やっとめどが立ってきたので、ぼちぼちご紹介していこうと思います。
今回の内容は、中古住宅の劣化診断し、部分高断熱改修、自然素材、できるところは自分でつくるハーフDIY、ネットなどで資材購入などなど取組み中です。思考錯誤と理想と現実がせめぎあっています。
普段はデザインし設計し監理する立場が多いのですが、今回は自分が施主の立場でもあるので悩み事はつきません。しかしそれ以上に発見もたくさんあり、楽しくもあります。
なによりも、自分で考えて調べて、デザインして、つくってみると愛着がわくし、建物の構造・つくられ方が分かり今後の維持管理のしやすさにつながります。近年の新築住宅は、密閉具合が高く、時には点検がしにくい場合があったりと維持管理のしにくさから劣化が進む可能性もあることを考えると、オススメの方法だと実感しています。
そして、いざ自分でやりだすと「え?」こんなことも知らなかったということがたくさん出てきます。
まずは「畳の上げ方。」忍者ではないので畳をたたいても畳は上がってきません。
畳の上げ方100723
ドライバーなどを畳のヘリに差し込みぐいと、てこの原理であげます。
あげた後は床下の調査です。
今まで畳の生活が少ないことと畳を上げて維持管理する経験がほとんどないことを実感してしまいます。ためしに、畳をめくってみると意外な発見がたくさんあります。ぜひ一枚めくってみてはいかがでしょうか?

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