今年は暑いです。クーラーを求めに家電店へ行くと2週間待たなければ工事できないという混み具合です。クーラーのない中古住宅でどうやって暑さをしのぐか?
南側1階窓際の温度の違いを放射温度計で測ってみました。
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まずは、窓ガラスだけ。34.3度。
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外部にすだれ内側に網戸。32.8度。
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外部にすだれ、網戸、窓ガラス、内側に障子。31.4度。
日射を遮る要素が増えることで室内へ入る暑さが減っています。
そしてなぜ3番目はすだれ、ガラス、障子かというと、日中は南側の窓は障子を閉めています。
南側の熱い空気が窓を開けていると室内へ入ってきて室温が上がるんです。だから、日中は日影になる北側や東西の窓などを優先的にあけて割に冷えた外気を室内へ通すようにしています。これは家のまわりに垣根があるおかげでより冷えているんです。
住い方と自分の住いのまわりの温度環境を放射温度計や温度計などで測ってみて、午前中、午後、夕方と家の中の窓や障子、すだれなどを開け閉めすることで1~2度の温度が調整できます。
1度や2度と思われるかもしれませんが体感的には大きく異なります。ぜひ開け閉め楽しみませんか?
温度を測って、開閉して変化を体感する。身近な住環境教育にもなるので夏休みの宿題にもオススメです。
夏の暑さをしのぐ日よけ、すだれ情報などはこちらもどうぞ。

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